40代の身だしなみ徹底講座

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フケやかゆみを抑える方法はシャンプー選びと洗い方が大事

シャンプーの選び方と正しい洗い方で頭皮環境を整える

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シャンプーは何を基準に選んでますか?

洗浄力、泡立ち、香り、髪の毛のツヤなど色々好みはあると思います。

毎日使うシャンプーだからこそご自分の頭皮にマッチしたシャンプーを選ぶ必要があります。

また、自分に合うシャンプーを見つけたら正しい洗い方でしっかり頭皮環境を整えましょう

正しい洗い方は難しいものでも、時間がかかるものでもありません。

毎日の事だからこそ簡単にかつ短時間で行えるものをご紹介します。

頭皮に直接影響を与えるからこそシャンプー選びは慎重に

フケが出るのは何らかの頭皮トラブルのサインです。頭皮トラブルを改善するために一番効果が表れやすいのがシャンプーを変える事です。頭皮は皮脂の分泌が多いためスーパーやドラッグストアなどで販売されているシャンプーは非常に洗浄力の強いものが多く取り揃えてあります。もちろんシャンプーの役割は皮脂を洗い流しさっぱり感を出すことですので、合成界面活性剤による強い洗浄力が求められています。ただし、これは頭皮に何のトラブルも持っていない方であれば気にしなくても良い事ですが、フケやかゆみを頭皮の悩みとして持っている方にとっては非常に気になるポイントとなります。

スーパーやドラッグストアで販売されている様ないわゆる市販のシャンプーは、安価なものが多く『頭皮のさっぱり感』『髪の毛のサラサラ感』さらには『良い香り』を重要視され開発されています。もちろん多くの方は安価な上に色々な効果のあるシャンプーはありがたいものです。しかし、頭皮は体の他の部位に比べると非常にデリケートな皮膚の持ち主です。市販のシャンプーは髪の毛には良いけど頭皮には刺激が強すぎる事が多いため、頭皮にトラブルを抱えている場合、その刺激が頭皮トラブルの悪化を招くこととなってしまいます。まずはそのシャンプーが自分の頭皮に合っているかがシャンプー選びのポイントになります。

1.フケにはやっぱりアミノ酸系シャンプー

シャンプーの系統は『高級アルコール系』『石鹸系』『アミノ酸系』に分けられます。どのシャンプーも市販での取扱いはあり、それぞれに良い所があります。高級アルコール系シャンプーはラウリル硫酸ナトリウム等の界面活性剤が多く使用されているため洗浄力が強く、泡立ちや香りも良いものが多いです。髪のべたつきが気になる脂性の方には非常に効果を発揮します。次に石鹸系シャンプーですが、これは天然素材の界面活性剤を使用したシャンプーで洗浄力が強いのが特徴です。両方とも洗浄力と刺激が強いシャンプーと言えますので、頭皮に不安のある方へはお勧めできないものとなります。もっともおすすめなのがアミノ酸系シャンプーです。成分表示にはグリシン、メチルアラニン、グルタミン酸などがあり、低刺激である点が最大のポイントです。ただし、アミノ酸系シャンプーはその特徴からか高値で洗浄力が低いという弱点があります。それでも頭皮環境を整え、頭皮トラブルの解消を目指すのであれば選ぶべきシャンプーと言えます。

また、シャンプーにはシリコンタイプとノンシリコンタイプがありますが、これはノンシリコンタイプを選ぶべきと考えられます。シリコンタイプの場合、髪の毛の洗いあがりがキシキシせず、ツヤツヤな感じを出してくれます。シャンプーの後に髪の毛の指通りが悪いと少し残念な感じはしますが、ここはノンシリコンタイプを選んだ方が無難と言えます。

シャンプーをする際の注意点は洗い残しです。界面活性剤もそうですが、シリコンは頭皮に残りやすい成分ですので、洗い流す(すすぎ)時間が必要になります。シャンプーのすすぎは泡が無くなったら終わってしまう方がほとんどですが、それでは界面活性剤やシリコンが頭皮に残ってしまう可能性が高いです。できるだけ余計な成分を頭皮に残さないようにするためにノンシリコンタイプを選ぶことをおススメしています。

2.かゆみや炎症には薬用シャンプー

少し高値ではありますが、かゆみが治まらない場合や炎症が目に見えるほどに悪化している場合は薬用シャンプーをおススメします。成分表示には『ジンクピリチオン』『二硫化セレン』という抗菌・抗炎症作用のある成分が表示されています。この成分は炎症はもちろんかゆみやフケなどの対策も可能にしてくれます。フケだけの症状ではなく、かゆみや炎症がみられる場合はそれに対する有効成分を含んだ薬用シャンプーがお勧めです。

3.どちらのシャンプーでも効果なし

アミノ酸系シャンプーも薬用シャンプーも試したけどフケの解消は見られない方は、シャンプーそのものの成分が合わない可能性があります。敏感肌の方用やアトピー性皮膚炎の方用のシャンプーは添加物を含まない低刺激のシャンプーがあります。どのシャンプーも合わない可能性はありますので、そういう時は皮膚科の専門医を受診して、正確な診断をして治療方針を決定してもらう事が必要です。皮膚科の専門医であればちゃんとした診断と治療方針を考えて頂けますので、間違いなく安心できると思います。診断と同時どのようなシャンプーを選ぶべきかを聞くと教えて頂けると思います。

シャンプー選びと同等にシャンプーの方法と乾燥は大事

自分に合うシャンプー選びは非常に重要です。洗浄力の強いシャンプーで朝晩2回のシャンプーをされている方も多いと思いますが、とりあえず朝のシャンプー(朝シャン)はやめて、夜1回のシャンプーに変えてみましょう。朝シャンは寝癖直しやたまったフケの洗い流し、臭いの解消と会社や学校へ行く前の準備としてやっておきたいとは思いますが、時間の無い朝は大事な部分を手抜きしてしまう可能性が高くなったり、皮脂を洗い流し過ぎて外出時の紫外線をモロに受けてしまう事が考えられます。

1.髪の毛のブラッシング

シャンプーをする前、髪の毛を濡らす前にブラッシングをして大きな汚れを落とすことが後のシャンプー効果が発揮できます。ブラッシングは軽く1分程度である程度の汚れは落とせます。

2.軽くぬるま湯で予洗い

シャンプーする前に38度くらいのぬるま湯で予洗いを行ってください。予洗いをしっかりする事で、頭皮の余分な皮脂が落とされシャンプーの泡立ちが良くなります。泡立ちが良くなることでシャンプーの使用量も少なくて済みます。ぬるま湯である事が大事です。熱いお湯の場合、頭皮の余分な皮脂だけでは無く、必要な皮脂も洗い流してしまい頭皮の乾燥を招いてしまいます。

3.シャンプーは泡立ててから

シャンプーは手の上で泡立ててから頭皮を洗いましょう。頭皮へシャンプーを直接乗せてしまうと、洗い残しの原因となってしまいます。洗い残しは頭皮の炎症を招いてしまいフケやかゆみの原因となります。また洗い方ですが、指を立て爪でゴシゴシ、ガシガシ洗っては頭皮に傷をつけてしまいますので、爪は立てず指の腹でマッサージするように洗いましょう。しかし、シャンプーをするうえで非常に大切なのは『すすぎ』です。このすすぎを手抜きしてしまうと頭皮への悪影響は避けられませんので、時間をたっぷりかけてしっかりすすぎましょう。時間をかけてとは言っても2分程度で十分です。

頭皮にトラブルを抱えている方は出来るだけコンディショナーをしない方が良いのですが、女性の場合は髪の毛が長い方が多いのでコンディショナーをしないなんてことは出来ないと思いますので、コンディショナーをする時は指先で髪の毛に直接つけ、頭皮へ付着しないように心がけましょう。さらにすすぎですが、コンディショナーは落ちにくいのですすぎはかなり時間をかけてしっかり洗い流しましょう。

4.乾燥する時間をたっぷり

最後に乾燥ですが、まずはタオルドライです。タオルでゴシゴシ頭を拭くのではなく、髪の毛の水分のみを吸い取るように優しくして下さい。タオルドライ完了後、ドライヤーで乾かしていきます。ドライヤーでは熱い風で頭皮を乾燥させ、冷たい風で熱を取るを繰り返し頭皮の乾燥しすぎに注意してください。乾燥にあたっての注意点は『自然乾燥』は絶対にやめましょう。自然乾燥中は頭皮に湿気が残り雑菌の繁殖を促進してしまいます。ドライヤーで素早く正しく乾燥することを心がけましょう。乾燥の度合いは頭皮で8割も乾燥できれば十分です。時間にして3分程度です。

シャンプー選ぶと洗い方のまとめ

まずはシャンプー選びが先決です。それからシャンプーの順序と方法を実践。すこしずつ改善が見られれば継続、改善が見られない場合はシャンプーを変更を繰り返しやることで自分の症状が見えてくると思いますが、どうしても改善の見通しが立たない場合は。必ず皮膚科の専門医に診察してもらいましょう。しっかりとした診断結果と治療方針を教えて頂ければ、自分での頭皮ケアが可能になります。しっかいと対策を立てる為に自分の症状を知ることは非常に大切です。

朝シャンはやめて夜シャンだけで頭皮ケアを実践して、フケやかゆみにお別れしましょう!