40代の頭皮の悩みは薄毛だけ?フケやかゆみの解決はいつ?
フケの種類を知ることが対策や解決策を練るための第一歩
自分のフケの種類をご存知ですか?
フケの対策をするにしても、まずは自分の症状からフケの種類を知ることが先決です。
種類をから解決策を探しだし、対策を講じてみる。効果が無ければさらに違う対策を講じてみる。
こういった感じで種類さえ分かってしまえば、さまざまある対策を試してみる事が出来ます。
では、ご自分の症状からフケの種類を探ってみましょう。
フケの種類は乾燥フケと脂性フケの2種類
頭皮から出るフケとはいったい何なのでしょう。
それは『角質』です。頭皮は顔のお肌と同じように新しい皮と古い皮が入れ替わります。その入れ代わりの際に古い角質が頭皮から剥がれ落ちる際にでるのがフケとなります。
頭皮がカラカラに乾いて乾燥している状態の時に出るフケは『乾燥フケ』、頭皮が脂でギトギトしている時に出るのが『脂性フケ』と呼ばれています。
乾燥フケの状態は『パラパラ』や『サラサラ』した細かい感じのフケとなり、脂性フケは『ベタベタ』や『ギトギト』した大きい塊の様な感じのフケとなります。
但し、パラパラやサラサラした感じのフケだから乾燥フケと決めつけるのではなく、性別や体質なども考慮に入れて自分の症状を判断する事が必要になります。
性別や体質からフケの原因となる症状を判断する方法
フケは誰しも出るものですが、女性や男性の様な性別の違いや体質などでもフケの量が多くなってしまう原因と考えられるものがあります。
- ホルモンバランスの違い
- 肌の質の違い
まずは『ホルモンバランスの違い』ですが、女性と男性でホルモンの種類が違います。
特に男性特有のホルモンのアンドロゲンの影響によって、男性は皮脂量が女性に比べて圧倒的に多い事が分かっています。
皮脂量が多いと言う事は、頭皮が皮脂によって完全に保護され、水分を頭皮から放出しないようになってしまいます。水分を頭皮から放出しないという事は『乾燥しにくい』という事になります。
男性特有のホルモンであるアンドロゲンの影響を受けない女性は、皮脂の分泌量が男性に比べるとかなり劣るので、頭皮の必要な水分まで放出してしまい『乾燥しやすい』という事になります。
次に『肌の質の違い』ですが、これは乾燥肌かどうかで決まります。
特に女性の場合に多い乾燥肌は乾燥させてしまう他の要素が絡むことによって悪い方向に進むことが多くあります。
男性は皮脂量が多いので、なかなか乾燥肌にはなじみがないかもしれません。但し、皮脂量が多くても水分量が少ない場合、乾燥肌となってしまう事があります。この症状は性別関係なく20代~30での多く見られる症状です。
乾燥肌は最も多くの方に認知されている症状ですが、顔や体と違って頭皮はあまり意識されていないことが多くあります。
頭皮の肌質は、顔や体と反対の肌質となっていることもありますので、ほかの方から頭皮の状態を確認して頂くことをおススメします。
フケの種類まとめ
フケの種類は乾燥フケと脂性フケの2種類であり、その大きな分類に自分の症状を当てはめてみて下さい。まずはこの分類を自分でしっかり分ける事で、今後の対策や解決の方法を探す道筋が見えてくるはずです。
少しの頭皮ケアで対策できるものです、しっかり自分のフケの状態を観察し肌対策を実践してください。