40代の身だしなみ徹底講座

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脂漏性皮膚炎にはローションタイプのお薬が頭皮にはもってこい!

皮脂の過剰分泌によって増殖したカビの仲間のせいで発症した脂漏性皮膚炎。

 

この皮膚炎は皮脂を多く分泌する場所に発症しやすいと言われているので、特に頭皮は要注意です。

 

頭皮は髪の毛に守られているので意外と安心と思いがちですが、常に守られている分防御力が低いです。

 

だからこそ、色々な防御が頭皮には必要になります。

 

最初に知っておいてほしいのは、人には常在菌というカビの仲間が生息しています。

常在菌の中のマラセチア菌は皮脂を多く分泌する頭皮にも生息していて、なんと頭皮のバリア機能を担ってくれているとてもありがたい菌です。

 

この他に、アクネ菌や表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌も常在菌として誰しもが持っている菌です。

 

この常在菌はある一定のバランスを保って生息しており、そのバランスを維持している間は全く問題なく、逆に皮膚を外的要因から守ってくれます。

 

しかし、この一定のバランスが崩れると人体に悪影響を及ぼしてしまう菌もいます。

 

ここで注目する菌は、マラセチア菌です。

マラセチア菌は、体から排出される汗や皮脂をエサに繁殖する菌です。

 

なので、何かしらの原因によって皮脂の分泌量が過剰になったり、汗をかいた上に洗髪をしない状態が続いたりすると、ある一定の皮脂や汗の量のバランスが崩れ、マラセチア菌がその量に比例して繁殖してしまいます。

 

この時に起こるのが、脂肪酸による炎症です。

マラセチア菌は皮脂や汗をエサにし、それを分解しながら繁殖するのですが、その分解時に脂肪酸を排出します。

マラセチア菌が異常に増殖すると、皮脂や汗から分解した脂肪酸も増殖した分多くなります。

 

この時に起こる頭皮トラブルが脂漏性皮膚炎です。

 

脂漏性皮膚炎の主な原因は、マラセチア菌の増殖によるものであると研究から分かってきていますので、医療用の医薬品も発売されかなり期待できる治療効果を発揮している様です。

 

その医療用医薬品が「ニゾラール」という商品名で、一般名(処方箋に記載される名称)が「ケトコナゾール」という成分です。

 

このニゾラールは脂漏性皮膚炎に非常に高い治癒力を持っている事が、臨床試験で証明されています。

臨床成績に記載されている臨床試験による改善率は71.4%となっています。

尚、症例数は63でその中で改善したのが45人という成績を収めています。

 

この高い改善率を発表しているのはPMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)です。

 

ここの情報なら間違いはずですので、脂漏性皮膚炎の症状が見られるようでしたら、皮膚科がある病院か、皮膚科専門のクリニックを受診し、ニゾラールを処方してもらいましょう。

 

医師の診断を受け、ニゾラールの処方箋を書いてもらえれば改善の兆しが見えてくるでしょう。

もう一つニゾラールを処方してもらう時の注意点として、先程上げた臨床成績ですがあれは「ニゾラールクリーム」の臨床成績です。

 

ニゾラールにはもう一つの剤形、ニゾラールローションがあります。

ニゾラールローションの臨床成績はというと、改善率73.8%と少しだけ改善率がアップします。

 

頭皮の場合、クリーム剤だとどうしても髪の毛にまとわりついてしまい、うまく患部に塗布できないのでしょう。

それをローションに変えるだけで改善率が2.4%もアップしますので、塗布のしやすさが効果をもたらしていると考えられます。

 

ニゾラールローションと一緒に試したい薬用シャンプーと市販薬

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脂漏性皮膚炎にはニゾラール。

頭皮の脂漏性皮膚炎にはニゾラールローションというのは臨床試験で評価されていますので間違いないですね。

 

しかし、ニゾラールローションは医療用医薬品です。

処方箋が無いと購入する事はできません。

 

処方箋を手に入れるには、病院を受診して医師に診断してもらわなければなりません。

これがなかなかできない方が多いのですが、いかがでしょう?

 

確実に脂漏性皮膚炎だ!と分かっていれば皮膚の病気なのですぐにでも病院を受診しないといけません。

しかし、フケが多いとか、髪の毛がベタベタするくらいでなかなか病院を受診する時間を割く方はあまりいないようです。

 

そんな時に思うのが、とりあえずフケを抑える方法は無いか、ベタベタ頭皮や髪の毛を何とかできないか、頭皮の病気を悪化させない薬用シャンプーは無いのかという疑問です。

 

もし、病院に行くまでも無いかなと考えているなら、最初に試してほしいのは薬用シャンプーです。

おススメするのは脂漏性皮膚炎の原因とも言われている常在菌の繁殖を抑えてくれるシャンプーです。

 

さらに、フケやかゆみ、イヤなニオイまで抑え、薬用シャンプーではありえないサッパリ感をもたらしてくれるシャンプーです。

 

もし今ドラッグストア等で購入したシャンプーを使用しているなら、良い香りとサッパリとした爽快感はかなりのものと思います。

 

しかし、市販のシャンプーでは洗浄力が強すぎて大事な皮脂を全部洗い流してしまいます。

いくら常在菌が脂漏性皮膚炎を引き起こす原因と言っても、さすがに全部洗い流してはいけません。

冒頭にも説明した様に、常在菌は頭皮にバランス良くいる事で頭皮のバリア機能として働いてくれます。

 

それを全部洗い流してしまうとバリア機能を失い、紫外線やチリ、ほこりなどが弱った頭皮に刺激を与え、炎症を起こしてしまう事もあります。

 

そんな常在菌をバランスよく残し、フケやかゆみを抑え、イヤなニオイも洗い流すサッパリ感も忘れていないシャンプーと言えば、持田ヘルスケア コラージュフルフル スカルプシャンプー です。

 

ご存じかもしれませんが、持田ヘルスケアは持田製薬という製薬メーカーのグループ会社です。

www.mochida.co.jp

 

だから安心です。

色々な会社が常在菌を殺菌するシャンプーを販売していますが、やはり医療用医薬品を製造・販売している会社の信用度は全然違います。

 

もしどんなシャンプーを使おうかと悩んでいるなら、まずはコチラのシャンプーから試してみて下さい。

 

 

シャンプー変えたら市販薬を試してみよう!

脂漏性皮膚炎かも?と不安に感じたらすぐにでもシャンプーを変える事が必要です。

シャンプーを殺菌作用のあるシャンプーに変えたら、今の症状を抑える必要があります。

 

ニゾラールローションであれば、脂漏性皮膚炎を治療するのにもってこいの医療用医薬品です。

残念ながら病院を受診して処方箋を書いてもらわないともらえないお薬です。

 

さらに残念ながら、ニゾラールローションと同じ成分(ケトコナゾール)を持つ市販薬はドラッグストアでは販売されていません。

 

しかし、せっかくシャンプーを変えたのに、なんの手当も出来ないのはかなり残念です。

 

なので、ニゾラールローションと同じ成分ではありませんが、同じ系統のイミダゾール系抗真菌薬は多く市販されているので試してみる価値がありますよ。

 

髪の毛が生えている頭皮にはダイレクト

 

 

耳の後ろや髪の毛の生え際にはスポンジヘッド

 

 

ぬりたい部分に合わせてどちらかを選んでください。

かゆみや炎症をすばやく抑えてくれ、持ち歩けるサイズがありがたいです。

 

とりあえず、病院を受診する時間の無い方、ちょっと迷っている方はお試しください。

 

最後に

本当に脂漏性皮膚炎になってしまったら必ず病院を受診してください。

脂漏性皮膚炎の症状と言えば、皮膚の赤み、フケのかたまり、ベタベタ頭皮、たまにイヤなニオイです。

この症状が軽くても全て見られるようなら迷わず皮膚科直行です。

脂漏性皮膚炎は慢性化しやすい病気なので、治っても再発を繰り返すことが多くあります。

セルフケアで手に負えなくなる前に、専門の医師にしっかり診断してもらう事がとても大切です。