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脂漏性皮膚炎が頭皮に発症したら薬用シャンプーを試してみる

なんだか髪の毛の生え際が『赤く』なっている。

と気付いてから、まぁいずれ治るだろうと思っていたけど、時間がたつにつれて赤みが広がってきた。

さらにほっとくと、赤い部分に白いフケの様な油っぽい皮がこびりついてる。

こんな症状が、髪の毛の生え際だけじゃなく、眉毛や耳の後ろと言った毛の生え際や、鼻のわきにもできている様なら、それは『脂漏性皮膚炎』という病気かもしれません。

 

思春期を過ぎ、30代や40代になると、乾燥しやすい体質になると言われていますので、脂漏性皮膚炎の症状が軽い時は、ただの乾燥肌やフケ症かなと思ってしまい、何の対処もせず放置してしまう事が多いです。

 

脂漏性皮膚炎は、完治しにくく治まっては再発を繰り返す慢性化しやすい病気です。

放置して悪化したら、治るものもなかなか治らなくなってしまいます。

頭皮やその他の部位が、赤くなり白いかさぶたの様なものが見えた時点で、病院(特に皮膚科)を受診し、専門医に診察してもらい、本当の症状を確認しましょう。

 

病院(皮膚科)は、総合病院でも良いのですが、できれば親身になって聞いてくれる、地域の皮膚科クリニックが良いと思います。

総合病院のドクターは、外来患者さんの数が多すぎて、1人に集中して診察する事が難しい時が多いのです。

 

それに比べて、地域(地元)の皮膚科クリニックであれば、患者数もかなり少なくなるので、ドクターが親身になって症状を聞いてくれる事が多くなります。

まぁ、総合病院を初診で診察してもらうより、地域の皮膚科クリニックの方がぐっと安くなると思います。

 

病院で専門のドクターに診てもらう事が、早期治療の第一歩です。

確実な診断を付けて頂いたうえで、自宅でのケアを試せるものです。

自宅でのケアも、ドクターに相談した方が効率的です。

 

その自宅ケア方法でも、今回はシャンプー、それも薬用シャンプーについてご紹介します。

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脂漏性皮膚炎と毎日使うシャンプーの関係を知ることが大切

脂漏性皮膚炎は、皮脂が過剰分泌されることによって、皮膚が炎症を起こし赤くなってしまう病気です。

脂漏性皮膚炎は、脂漏部位と言われる、皮脂の分泌の多い頭や顔に起こりやすく、髪の毛の生え際に大きな塊のフケが出たり、炎症の様な赤みが見える時は脂漏性皮膚炎を疑う必要があります

 

脂漏性皮膚炎の原因として、考えられるのはマラセチア菌と言うカビ菌とされています。

毎日のシャンプーを怠り、皮脂が多くなってしまった頭皮や、逆に洗い過ぎで皮脂を失い頭皮が乾燥してしまい、敏感になった頭皮を守るべく皮脂を過剰に分泌してしまう事で、皮脂をエサにするマラセチア菌が繁殖してしまいます。

マラセチア菌が好む頭皮環境を作ってしまう事で、マラセチア菌の増殖を促してしまいますので、皮脂の分泌量を正常に保つことが必要になります。

 

さらに、肌に合わないシャンプーを使用する事により、頭皮に湿疹ができるなどの症状悪化を促してしまう事もあります。

脂漏性皮膚炎にならない為にも、肌に優しく、洗浄しすぎない殺菌作用のあるシャンプーを選ぶことがとても大切です。

 

脂漏性皮膚炎はシャンプーを変える事で治す事が出来るのか

脂漏性皮膚を治すためには、シャンプーを変えただけでは完治の期待はできません。

しかし、脂漏性皮膚を悪化させないためには、シャンプーを肌に合う優しい成分に変える事は有効であると言えます。

 

脂漏性皮膚炎が軽いうちは『かゆみ』が少ない事が多いのですが、炎症が起こっている肌は、外部からの刺激に非常に弱くなり、その刺激によるかゆみを伴う事があります。

 

そんな時には、近くの病院(クリニック)を受診し、頭皮のかゆみに対処できるステロイド剤など、炎症に効果のある外用剤(塗り薬)を使用してかゆみを抑えます。

ステロイド剤は、病院のドクターに、炎症のひどさやガマンできないかゆみを訴えると処方されることがありますが、強い効果が期待できる薬なので、頻繁に使用する事はおススメできません。

ステロイド剤と同様に処方されるのが、マラセチア菌などの真菌を殺菌する、ニゾラールローションなどの抗真菌剤です。

ニゾラールローションには速効性は期待できませんが、ひと月使い続ける事によって、その効果は期待できるものになります。

 

脂漏性皮膚炎がの治療法は、ガマンできない激しいかゆみを抑える『ステロイド剤』と、真菌を殺菌する効果のある『抗真菌剤』を併せて使用するのが一般的です。

とはいっても、自己判断での使用ではなく、病院で専門医の診察を受け、処方された外用剤や内用剤を用法を守って使用しましょう。

 

脂漏性皮膚炎の特徴の一つに、慢性化しやすいとされているので、少し良くなって来たと言っても、体調不良や過度なストレスによって、すぐに悪化してしまう事も多くあります。皮膚科専門のドクターの指示をしっかり守り、治療していく事がとても大切です。

 

脂漏性皮膚炎にシャンプー以外で自宅でできる対処方法

脂漏性皮膚炎は、シャンプーによる頭皮環境の悪化が原因のひとつでもありますが、それが外からの要因であるとするなら、内側からの要因も考えなければなりません。

内側からの要因を減らすためには、自宅でできる対処方法を継続して実行していく事が必要です。

 

①.バランス良い食事

欧米食の様な脂肪分の多い食事や、お菓子などの甘い食べもは、皮脂の分泌が増えてしまうので、バランスの良い食生活を心がける事が大切です。特に野菜などのビタミンを多く含む食材を、気にして摂る事が大切です。

 

②.生活のリズムを整える

生活のリズムが崩れる事で、皮脂の分泌が過剰になる事があります。特に22時から2時までの間は、肌の生まれ変わりが活発に行われる時間とされていますので、出来る限りこの時間は、質の良い睡眠を取る事が大切です。

 

③.紫外線から皮膚を守る

紫外線は肌の刺激になることが多くあります。意外と忘れがちですが、頭皮は紫外線をもろに受ける場所になるので、帽子などで紫外線から守りましょう。紫外線をもろに受けると、頭皮が敏感になり炎症やかゆみが悪化する事があります。

 

④.ストレスの解消

ストレスによる体の免疫力低下が原因で、脂漏性皮膚になる事もあると言われています。ストレスを受けない生活は難しいですが、ストレスを受けても発散できる、運動や趣味を日常の生活に取り入れ、少しずつでもストレスを発散し、溜め過ぎない事が大切です。

 

脂漏性皮膚炎による脱毛症にもシャンプーは効果的

脂漏性皮膚による脱毛症は、毛穴に皮脂がつまる事や、炎症により毛根が弱り脱毛が起こるとされています。

また、頭皮環境の悪化により、毛根への栄養が髪に届かなくなり、髪の毛が細く弱いものになる事もあります。

全体の髪のボリュームを失ってしまう事もありますので、早めの対策を必要とします。

 

良くシリコン入りのシャンプーは、髪の毛を滑らかにしてくれると聞くと思いますが、シリコンのコーティング力で毛穴の詰まりを起こしてしまう事があります。

毛穴を詰まらせず、頭皮や毛穴を清潔に洗い流してくれるノンシリコンシャンプーを選ぶのが効果的です。

 

髪の毛の滑らかさも欲しい所ではありますが、まずは頭皮の状態を健康にしてくれるシャンプーにする事が、髪の毛の健康にもつながります。

 

脂漏性皮膚炎には頭皮に負担をかけない洗い方が大切

脂漏性皮膚炎では、炎症が見られるので、頭皮に負担をかけない様に洗う事がとても大切です。

シャンプーを刺激が少なく、肌に優しいものに変える事が必要ですが、そのほかにも『湯シャン』『酢シャン』も頭皮に優しいとされています。

 

シャンプーなどの洗浄剤を使用しない湯シャンは、乾燥や肌の弱い方には一定の効果がありそうですが、皮脂の多い方や、脂性フケの多い方にはおススメできません。

湯シャンでは、髪の毛や頭皮の汚れは落とせても、皮脂を落とすことが難しく、炎症やかゆみが悪化する事もありますので注意しましょう。

 

また、酢シャンは、酢をお湯で薄め、シャンプーの代わりに使用する方法です。

お酢は、殺菌作用があり、肌に負担をかけないので、肌の弱い方には試してみる価値はあるかもしれません。

ただし、脂漏性皮膚炎の方は、炎症を起こしている事が多いので、酢シャンで改善する事はできません。

なぜなら、お酢には殺菌作用はありますが、炎症を抑える事ができません。

湯シャンや酢シャンなどは、予防として活用してみる事に留めておきましょう。

 

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まとめ

脂漏性皮膚炎は、かたまりのフケと炎症を伴い、悪化すると脱毛の原因となる病気です。

症状らしきものが現れた時は、そのサイズから広がりを見せていないか良く観察し、少しでも広がっている様なら直ちに病院を受診してください。

まずは、悪化させない為の正しい診断と処置、そして治療方法を専門のドクターに指導して頂くことが大切です。

それから、治まった症状を悪化させないためのセルフケアを実践しましょう。

特に、シャンプーは頭皮環境に影響を与えやすいものですので、ドクターに相談して使用して良いものか相談する事も大切です。