40代の身だしなみ徹底講座

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フケが肩に積もり始めた時の対処法、フケは症状が軽いうちに止めよう

フケはひどくなる前に正しい対処法でしっかり改善しよう

肩に細かいパラパラしたフケが落ち始めた。

髪の毛に多き目のベタベタしたフケがくっつき出した。

こんな症状が出始めてはいませんか?フケは見た目も悪く不潔にみられてしまいがちです。

そんなフケ対策はひどくなる前に正しい対処方でしっかり改善しましょう。

今回はそんなフケの症状で困り始めた方へ、今日からできるおススメ対処法をご紹介します。

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フケの出始めにはそのフケの状態を分析して対処法を検討する

上着を脱いだら肩口にフケが乗っていた!鏡を見たら髪の毛にフケがこびりついていた!と少し慌ててしまわない様に、ここではフケの緊急対処方法をフケの状態別にご紹介します。

フケが出てしまうと、外出する時の洋服の色に悩み、人と会うとその目線が気になり、今までの様に気にすることなく外出が出来なくなってしまいます。

しかし、そのフケの症状が軽いうちは、この緊急対処法でフケの症状を和らげ、フケの症状を気にすることなく外出でき、人と会う事に何の抵抗もなくなります。

フケの出始めにはそのフケの状態を知り、対処方法を実践しましょう。

乾燥が原因のパラパラ細かいフケは乾性フケ

頭皮の乾燥が原因である『乾性フケ』は、フケ自体が小さくパラパラした粉の様な状態が大きな特徴です。
髪の毛の隙間をすり抜け上着の肩口や首の後ろに付着してしまいます。付着した乾性フケは上着自体をはらったり、肩口や首の後ろを手で軽くはたく事で取り除くことは可能です。普段から少し気を付けて、肩口や首回りを小まめに手で払えば問題ありません。フケの落ちてくる量が多く気になってしまう時は、上着の色をフケの目立たない色へ変える事も有効です。

また、頭皮が乾燥する事を改善しない事には乾性フケは止まりませんので、頭皮の保湿対策が必要です。
頭皮の乾燥対策に特に有効なのは『保湿ローション』です。特に保湿力の強いセラミドが配合された保湿ローションが効果的です。保湿ローションはシャンプー後の頭皮に塗布し、軽い頭皮マッサージを行う事で保湿成分が頭皮へしっかり浸透します。乾燥の多くは空気乾燥が主な原因と言われていますので、空気乾燥しやすい冬場は保湿ローションのマッサージを毎日欠かさず行いましょう。

皮脂の過剰分泌によるベタベタ大きいフケは脂性フケ

頭皮の皮脂が過剰になる事が原因の『脂性フケ』は、フケ自体が大きくベタベタした塊の様な状態が大きな特徴です。
その大きさから髪の毛の隙間をすり抜ける事が出来ず、髪の毛自体に引っ掛かり付着しています。付着した脂性フケは髪の毛をブラッシングする事で取ることが可能です。ブラッシング時は頭皮からブラッシングしてしまうと、頭皮からさらにフケが出てしまう可能性があるので、髪の毛のみをブラッシングするように注意して行ってください。フケの量が多いなと感じる時は、髪の毛をまとめてできる限り頭皮からはがれない様にする事と、髪の毛の外側に出てこない様にすることも有効です。

また、頭皮の皮脂が過剰になる事を改善しない事には脂性フケは止まりませんので、頭皮の皮脂調節が必要です。
頭皮の皮脂調節に特に有効なのは『保湿』です。乾性フケと同じ?と思われるかも知れませんが、まずは保湿ローションや保湿クリームが効果的です。そもそも皮脂が過剰に分泌されるのは、頭皮の健康状態が悪くなり乾燥してしまった頭皮に皮脂膜をはる為に皮脂を分泌したが、皮脂の分泌量が調節できないためです。それならまず頭皮を乾燥させない事が皮脂を抑えるためには最も大切です。

フケの出始めにはシャンプーを変えて対応すれば改善も早い

フケを改善したい!と思い始めたのであれば最初に取り組むべき『シャンプー』の見直し。ここではシャンプーでのフケ改善方法をご紹介します。シャンプーを変えたらフケが治るの?という疑問はあるかもしれませんが、ここでいうシャンプーとはシャンプー剤、シャンプー方法、シャンプー手順等のシャンプーの工程すべてを含んでいますので、しっかり覚えておきましょう。

シャンプー剤の選び方の注意点

毎日のシャンプーは、頭皮や髪の毛に何の悩みもなかった時は『汚れを落とす』というくらいの理由です。しかし、頭皮や髪の毛にフケが出てきて気になり始めたら『シャンプーでフケを洗い流す』ことがシャンプーをする理由に変化します。もちろんシャンプーでフケを落とす事は大切ではありますが、それは一時的なものでフケの原因が無くなった訳ではありません。シャンプーで大切な事は、いかに頭皮の乾燥を防ぎ、清潔に保ち、健康状態を維持するかです。

シャンプーの種類は大きく3種類『石鹸系・高級アルコール系・アミノ酸系』に分別されます。
スーパーやドラッグストアで販売されているシャンプーの多くは、香りや泡立ちがとても良く、洗浄力が高く刺激が強い高級アルコール系シャンプーです。高級アルコール系シャンプーはその強力な洗浄力を持つ洗浄成分が頭皮を刺激し、フケの症状を悪化させてしまいます。

また、石鹸系のシャンプーはどうかという所ですが、石鹸性シャンプーは安全性は高いと言われていますが、洗浄力が非常に高いので、フケの症状で悩み始めた時や、すでにフケに悩んでいる方にはおススメできません。

フケの改善のためにシャンプーを変えようとお考えであれば『アミノ酸系シャンプー』が最も有効です。
アミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱いので、毎日シャンプーしても頭皮にダメージを与える事はありません。フケを抑えるには最も優先して選択してほしいシャンプーです。

しかし、脂性フケが症状として表れている方には少々洗浄力に物足りなさを感じてしまうかも知れません。
その場合は、皮脂を抑える成分を含む薬用シャンプーが最も有効でおススメです。

シャンプー方法の正しい手順

シャンプー方法は頭皮環境を整える事においてとても重要です。
まずはシャンプーの手順を正しいものにし、しっかり丁寧に頭皮や髪の毛を洗うようにすることから始めましょう。

1】髪の毛を濡らす前にブラッシングして大きめの髪の毛のほこりや汚れを落とす

2】38℃程度のぬるま湯で頭皮の余分な油や小さ目の汚れを落とす

3】シャンプーを手の上で泡立てて、頭皮や髪の毛になじませる

4】指の腹で頭皮マッサージを行うように優しく洗う

5】38℃程度のぬるま湯でシャンプーの泡やシャンプー剤が残らに様にしっかりすすぐ

この様にシャンプーの方法一つでフケの症状は劇的に改善する事が多くあります。シャンプーの方法を毎日しっかり行う事で新たなフケを発生しない様にしましょう。

シャンプーの回数は最高1回朝シャンはやめる

フケの症状が気になるのであれば、朝シャンはすぐにやめましょう。フケの原因は頭皮が不潔にしてしまった事による場合があります。そのため、1日の汚れがついたまま就寝した場合は自らフケの原因を作ってしまっているようなものです。1日の汚れはその日の内にしっかりシャンプーで取り除き、清潔な状態の頭皮で就寝する事が大切です。また、1日の汚れを夜のシャンプーで取り除き、朝には寝癖や就寝時に出た皮脂を洗い流すといった1日2回のシャンプーも頭皮の洗い過ぎによる乾燥を起こしてしまうのでやめて下さい。寝癖を直す為ならその部分だけを濡らすようにし、皮脂の流し過ぎをしない様にしてください。夜の間に出た皮脂を朝シャンで洗い流してしまうと、無防備の頭皮に朝から昼にかけての非常に厳しい紫外線を受けてしまいます。無防備の頭皮に紫外線を受けると炎症を起こしやすく、そこからフケが発生します。そのため紫外線の心配が少ない夜にシャンプーをして、朝には皮脂の防御力を残して外出するようにしましょう。

シャンプーの後の乾燥はしっかり念入りに

シャンプーの後の乾燥はドライヤーを使用してしっかり行いましょう。自然乾燥や半渇きの状態の場合、頭皮に雑菌が発生しやすい湿度の高い蒸れた環境になってしまいます。蒸れた環境を長い時間放置すると雑菌がさらに増殖しフケの原因となってしまいます。ドライヤーを使用してしっかり乾燥する事は非常に大切ですが、ドライヤーの熱風を直接頭皮にあてると頭皮が乾燥してしまいますので、ドライヤーは出来るだけ頭皮から離し、動かし続け頭皮が乾燥しない様に注意しましょう。熱風を使用した乾燥は8割、その後冷風を使用して10割乾燥をするようにしましょう。

フケの出始めにやっておきたい頭皮の健康促進対策

フケの対策で効果が出やすいのはシャンプーです。しかし、頭皮の健康を保つことがフケの対策である事は間違いありません。頭皮の健康を守るために必要なシャンプー以外の対策は早期な結果は見込めないかもしれませんが、長期にわたる頭皮の健康維持には必ず必要になります。意外に簡単な日常生活の簡単な気遣いをご紹介します。

毎日の食事は栄養バランスが大切

毎日の食事は栄養のバランスが大切です。1人暮らしや時間が不規則な方はなかなか1日3食食べるのは難しいかもしれませんが、まずは、3食栄養バランスのとれた食事を心がけて下さい。食事は『和食』がおススメです。和食は欧米食の様に肉料理が少なく魚料理や野菜が多くなりますので、頭皮に必要な栄養である『ビタミンA』『ビタミンB』『亜鉛』などが摂り易くフケの対策には非常に有効です。この3種の栄養はしっかり摂取するように心掛けて下さい。
ただ、食事の変更だけでこの3種の栄養を十分に補給する事はかなり難しいかもしれません。ご飯を白米から玄米や雑穀米に変えてみたりする事だけでもかなりかわってきます。もちろんサプリメントを利用するのもかなり有効です。
栄養のバランスを考え食事を変更するのはかなり大変とは思いますが、フケを抑えるためにも、さらには体の健康も整えられます。食事が少しでも偏っているなと感じているのであれば、積極的に変えてみましょう。

質の良い睡眠を取る事が頭皮の健康維持には必要

質の良い睡眠は頭皮の健康維持には欠かせません。特に新陳代謝の活発な時間帯と言われる22時から2時のゴールデンタイムはしっかり眠っている事が大切です。睡眠は体のメンテナンスをする時間です。よって睡眠不足になると体が不完全メンテナンスのまま活動しなくてはなりません。頭皮においては不完全状態の場合、頭皮の保護機能が極端に悪くなってしまいます。頭皮の保護機能が悪くなると皮脂バランスが崩れ乾燥を起こしてしまい、フケの発生を加速させてしまいます。
睡眠不足はホルモンバランスも崩してしまい、ストレスを感じたり頭皮がダメージを受けやすくなります。
睡眠不足の改善はフケを抑えるためには非常に重要です。睡眠時間は最低6時間、ゴールデンタイムは深い眠りになるように時間帯をしっかり見込んで眠りにつくことで、頭皮の皮膚の生まれ変わりを活発にし、古い皮膚を残すことがなくなる為、フケの発生を抑える事ができます。

ストレス解消は頭皮環境を良好に保つ

ストレスは頭皮環境を崩してしまい、フケを増やす原因です。ストレスが増えれば増えるほどフケも増えると言っても過言ではありません。ストレスの解消ができず過度な状態に陥ると、交感神経を緊張させ血管を収縮してしまいます。血管が収縮すると血液循環を悪くしてしまい、頭皮に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなってしまい正常な新陳代謝が出来なくなってしまいます。正常な新陳代謝が出来ない頭皮は、古い皮膚が残りフケを発生させる原因となってしまいます。
ストレスによるフケの発生を抑えるにはストレス解消しかありません。ストレス解消方法は人それぞれ違いますが、基本的には自分の好きな時間を作りその時間を有意義に過ごす事が大切です。例えば軽い運動をして軽く汗をかきゆっくりお風呂に入る等から始めてみてはいかがでしょう。

フケの出始め対処方法まとめ

フケの出始めはとても気になりますが、しっかりとした対処方法を行えば少しずつ少なくなっていきます。乾性フケや脂性フケと2種類のフケではありますが、どちらともまずやるべきはシャンプーの見直しです。
日々のシャンプーを正しくする事、生活を規則正しくする事でフケの原因を少しでも改善しておけば、予期せぬフケの原因が発生した時には素早く対応できるようになるでしょう。フケの対策は正しい方法を長く続ける事が非常に大切です。