40代の身だしなみ徹底講座

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乾燥する季節に必要な保湿対策、頭皮の潤いはセルフケアが大切

頭皮の乾燥は季節だけの問題ではない、乾燥の原因をしっかり習得

 

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寒い季節がやってくると頭皮のフケやかゆみがひどくなりませんか?

季節性の乾燥で頭皮のフケやかゆみはひどくなるのは確かです。

寒い季節にフケやかゆみがひどくなると非常に困ることがあります。

それは服装!そうファッションです!

寒い季節はやはりコートやジャケットといったトップス(上着)を着る事が多くなります。

そういったトップスは濃い色が多くありませんか?濃い色は白色に近いフケは非常に目立ちます

こまめにパタパタはたけば良いかもしれませんが、かゆみもひどくなると頭を掻いてさらにフケが落ちる。

このローテーションはかなり面倒ですがこまめに対処が必要です。手を抜くと肩にフケが積もり他人の目が気になります。

しかし、頭皮の乾燥の原因は季節性だけではありませんので一年間を通して対処が必要になるかもしれません。

そんな乾燥フケの原因や対策、予防法などをご紹介します。

頭皮の乾燥でおこるパラパラな乾燥フケの原因とは

頭皮が乾燥する事で細かい皮膚がはがれ落ちやすくなり、パラパラした粉上の乾燥フケが多くなります。

乾燥と言えば『寒い時期』空気乾燥ですが、頭皮の乾燥はさまざまな原因が考えられます。

1.乾燥肌体質

2.偏った食事による栄養不足

3.不規則な時間割による寝不足

4.目には見えないストレス

5.洗浄力が強いシャンプー

6.刺激の強い白髪染めやカラー剤

などが頭皮の乾燥の原因ですが、改善できそうな内容ばかりではありませんか?

この中で当てはまる原因があれば、一つずつ改善して乾燥フケをできる限り減らしましょう。

 

また、頭皮の乾燥はかゆみも起こしやすいのです。

頭皮は意外に忘れがちなのですが、体の皮膚と同じで頭の皮膚です。

体の皮膚が乾燥によってかゆみが発生するのであれば、頭皮も乾燥によってかゆみが発生します。

乾燥によってかゆみが発生するのは、普段はバリア機能によって守られていた皮膚が乾燥によってそのバリア機能を失い、外部からの刺激や異物に敏感になるためです。

外部からの刺激や異物に対しての皮膚のバリア機能を有効にするためには乾燥を防ぐ必要があります。

頭皮の乾燥を防ぐ必要があるのであれば保湿が大切と言う事になります。

この頭皮の保湿を担い、頭皮バリアの機能をしっかり保つために必要なのが皮脂という頭皮の油です。

頭皮の皮脂を正常に保ち、頭皮に潤いを与える為には健康な頭皮の維持が必須です。

頭皮のかゆみはフケとセットと言っても良い位、フケの原因と良く似通っています。なので、乾燥フケの対策は頭皮のかゆみの対策にもなります。

頭皮の乾燥は頭皮の保湿対策が必要、皮脂を正常に保つ方法とは

頭皮の保湿対策が乾燥から守るためには必要なのですが、頭皮の保湿を担っている皮脂の油はどのような形で失われてしまうのか。

その原因と対策をしっかり見ていきましょう。

頭皮が乾燥しないシャンプーの方法

頭皮が乾燥していしまう原因のひとつにシャンプーの手順や方法があります。シャンプーの手順は髪の毛が短くても長くても昔から同じ方法ではありませんか?

そのシャンプーの方法は正しい方法でしょうか、正しいシャンプーの方法を誰からか教わると言う経験はあまり聞かないと思います。しかし、そのシャンプーの方法が頭皮の乾燥を招いてしまっている可能性があります。

正しいシャンプーの手順と方法で頭皮の保湿を保てるように、しっかり乾燥対策をしましょう。

  1. 髪の毛を濡らす前にブラッシング → 髪の毛の大きな汚れを軽く落とす
  2. ぬるめのお湯(38℃)で予洗い → 髪の毛の小さな汚れを軽く落とす
  3. シャンプーを手の上で泡立てる → シャンプーは直接頭皮に使用しない
  4. シャンプー泡で頭皮を洗う → 余分な皮脂の油をキレイに洗う
  5. シャンプー泡で頭皮をマッサージ → ツボを刺激しながら血行促進
  6. シャンプー泡で髪の毛を洗う → 髪の毛の残った汚れを軽く落とす
  7. 時間をかけてしっかりすすぐ → シャンプーカスを残さない様にしっかりとすすぐ

このシャンプーの手順は時間がかかりそうに感じますが、全体で5分位で完了する手順となっています。

このシャンプーの手順の中には掻いていませんが、頭を洗う時、しっかり汚れを落とそうとし過ぎて、爪でがりがりしていませんか。爪でガリガリ頭皮を削ると、頭皮に傷をつけてしまい、その傷から炎症をおこしフケやかゆみを余計に発生させてしまいます。頭皮を洗う時は爪ではなく指の腹を使ってください。指の腹で頭皮マッサージするように洗いましょう

さらに、シャンプー後の乾燥方法ですが、タオルでゴシゴシ拭かずに叩いて水分を取りましょう。また、保湿が必要だからと言って濡れたままの自然乾燥は絶対にやめましょう。濡れたままの頭皮は湿度が高く雑菌が繁殖しやすくなります。頭皮に雑菌が繁殖するとフケやかゆみの原因になるだけではなく、イヤな臭いの原因にもなってしまいます。

タオルで叩いて水分を取ったら、ドライヤーの温風を使用して頭皮を乾燥させすぎない様にしっかり乾かしましょう。

頭皮を乾燥から守るための保湿対策

頭皮は顔のお肌と同様に頭のお肌です。女性の様にお肌のケアをしっかりされているのであれば、頭皮のケアも必要である事は分かると思います。この様なお肌のケアに関しては、男性の場合特に気にされない方が多いです。

頭皮の保湿機能をしっかり保てるのは女性で20代がピークと言われています。加齢とともに頭皮も歳をとり、徐々に保湿機能を失っていきます。失われていく頭皮の保湿機能を補うためには、どうしたら良いのでしょう。

 

 まず最初に取り組むべきは『頭皮の保湿に有効なシャンプー選び』です。

シャンプーは基本的には毎日行います。その現在使用しているシャンプーが乾燥の原因である可能性が非常に高いです。

頭皮のうるおいは、毛穴から分泌される皮脂や細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)などによって保たれています。

これらが頭皮の潤いを保つ役割を担ってくれているため、乾燥や外部の刺激から頭皮が守られています。

そんな頭皮の潤いを守っている皮脂等が、洗浄力の強いシャンプーを使用する事によって全て洗い流されている事があります。

乾燥フケやかゆみに悩まされている方は、まずシャンプーを『アミノ酸系シャンプー』に変えてみる事が先決です。

アミノ酸系シャンプーは洗浄力は比較的マイルドで刺激が弱いものばかりです。さらにノンシリコンシャンプーであれば洗い残しの心配も少なくなります。現在ご利用中のシャンプーが洗浄力が強く刺激の強いサッパリ系シャンプーであればすぐに変えてみて下さい。シャンプーの切り替え効果は意外と早く出るでので自分に合うシャンプーを探しましょう。

 

シャンプーの方法も変えたし、シャンプー剤も変えたのに、入浴後フケやかゆみが出るのであれば、潤いを外から補充してあげましょう。入浴後に頭皮用のローションオイルなどで補充してあげると効果的です。

色々試してみるのは良いと思いますが、まずはシャンプーの方法を見直して下さい。それでも結果が出ないときにのみ頭皮用のローションやオイルを試してみるようにしましょう。

頭皮を乾燥から守るための生活習慣

直接的に頭皮を乾燥から守り、潤いを保つ為にはシャンプーの方法を変える事は先決です。ただ、間接的ではありますが、体の健康状態によって頭皮を乾燥させてしまう事があります。それを改善するには規則正しい生活と食事です。

 

食事の面で気を付けるべきは栄養バランスです。偏った食事や肉中心の食事は頭皮の健康状態を悪くしがちです。

食事にはタンパク質、ビタミンB群、ミネラル、亜鉛などを多く含む、大豆、レバー、シジミなどを食生活に含めてみましょう。

 

生活習慣の中で睡眠不足になっていませんか、睡眠は新陳代謝を活発にしますので、睡眠不足になると新陳代謝が乱れお肌の代謝が悪くなってしまいます。睡眠はしっかりとるようにしてください。

また、毎日の生活でためがちなストレスにも注意が必要です。ストレスは血行不良やターンオーバーの乱れを起こしていしまいます。ストレスは出来る限り解消して健全な生活習慣を保ちましょう。

ジョギングやウォーキングなどの軽い運動を取り入れて血行改善しましょう。軽い運動を実践する事によって血行改善に役に立つはずです。あと、頭皮マッサージも有効ですのでシャンプーの合間にしっかり血行改善しましょう。

乾燥する季節に必要な保湿対策まとめ

頭皮の乾燥の原因は季節による空気乾燥、シャンプー、生活習慣と色々ありますが、まずはセルフケアできる内容ばかりでした。

乾燥フケやかゆみがひどくなる前に対策は実践しておくことが必要です。

実践しても治らない場合は必ず病院の皮膚科を受診して、医師にきちんとした診断をつけてもらいましょう。

脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎など自己治癒が難しい症例かもしれませんので、あまりにも長い間放置するのは危険です。

早期発見、早期治療は大切です。乾燥フケやかゆみの悩みを少しでも取り払いましょう。