40代の身だしなみ徹底講座

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パラパラ落ちるフケとは違う大きい塊の様なフケの正体とは

大きい塊となって髪の毛に張り付いて取れないフケの原因を究明

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髪の毛はサラサラですか?どちらかというとベタベタですか?

そんな時に髪の毛を手で触ると手がベタベタになり、手を洗いに行きたくなりませんか?

自分でも確認できるくらいの大きなフケの塊が髪の毛にまとわりついていませんか?

自分でも確認できるなら、他人の目はごまかせません。フケが張り付いた髪の毛を見て不潔と思われているかもしれません。

毎日お風呂に入るし、体も頭もしっかり洗っているのに不潔に思われるなんて屈辱でしかありません。

しかし、他人にはあなたの日常生活はわかりません。その時のあなたを見て不潔と判断されてしまいます。

お仕事や学校での初対面、第一印象はその後の交渉や付き合い方に大きな影響を与えます

不潔に見えるあなたと、清潔に見えるあなた、どちらが好印象を与え、今後の付き合い方に光を与えるのでしょう。

今回はそんな大きい塊の様なフケの正体を詳しくご説明します。

頭皮の悩みの一つでもあるフケ、その中でも大きく塊の様なフケの特徴とは

皮脂の過剰な分泌が起こると、頭皮は皮脂の脂分よってベタベタになってしまいます。そこにパラパラしたフケの症状があらわれた場合、小さいフケが脂分を多く含みくっつき合う事によってできる大きいフケを『脂性フケ』と呼びます。脂性フケは髪の毛に絡みつき乾燥フケの様にパラパラ落ちてくる事がありません。

脂性フケ自体が大きく髪の毛などにくっついていると非常に目立ちます。脂性フケの特徴をまとめてみました。

1.髪の毛に絡みつき落ちにくく大きい塊

脂性フケは皮脂量が多く分泌されるため、頭皮の古い角質がくっつきあい大きくなります。さらに脂分を多く含む為、髪の毛や毛穴付近にべたりとくっついてはがれにくくなっています。手で頭皮を掻くと爪の間に挟まったり、ブラシやクシで髪の毛をブラッシングするとブラシやクシにこびりつき不潔に感じてしまいます。

2.頭皮が脂っぽく色が黄色くなる

皮脂が多く分泌されているので脂っぽくなりベタベタした頭皮になります。髪の毛はサラサラ感を失いギトギトした脂っぽい髪の毛となってしまいます。頭皮はベタベタで髪の毛はギトギトの時、臭いも気になる場合があります。臭いの発生元は皮脂の残りが酸化し臭いを発生させています。さらに頭皮の色に注意してください。健康な頭皮は青白いのですが、脂性フケが出るような頭皮の方は皮脂量が酸化し黄色い頭皮になります。

皮脂フケの特徴はご理解頂けたと思います。

頭皮から大量に分泌される皮脂が問題そんな脂性フケの原因とは

その形は大きく、脂っぽくいため不潔に思われがちな脂性フケの原因をまとめてみました。

1.皮脂の過剰分泌によるマラセチア菌の増殖

皮脂は頭皮を外的要因から守り保湿を行う大切な脂分です。そんな皮脂を栄養分としている菌が常在菌でもあるマラセチア菌です。皮脂が適量の時は何ら問題ありません。ただし、皮脂が過剰に分泌された場合はマラセチア菌も増殖します。マラセチア菌は皮脂の中に含まれる脂肪を酵素で分解する際に脂肪酸を作り頭皮へ排出します。頭皮は脂肪酸により炎症をおこし、フケやかゆみを発生させます。

2.不規則な生活習慣による免疫力の低下

免疫力とは体の自己防衛機能で、ウィルスなどの病原菌が体内に入って来ない様に守る機能や、何らかの病気にかかるような病原菌が体内に入ってきた時に病気に感染しない様に防御したり、体外へ排出し除去してくれる機能です。免疫力の低下の原因は、ストレス、偏った食事、運動不足、睡眠不足等の生活習慣の乱れです。生活習慣の乱れは血行不良やターンオーバーの乱れにつながってしまい、皮脂の過剰分泌を招き、マラセチア菌の増殖につながります。

3.洗浄力の強いシャンプーや洗い方

洗浄力の強く刺激の強いシャンプーは頭皮の皮脂を全て洗い流してしまいます。皮脂が頭皮から洗い流されてしまうと頭皮の乾燥を招きますが、その乾燥を防ごうと皮脂が大量に分泌されマラセチア菌などの増殖を促してしまいます。また、頭の洗い方も注意が必要です。頭皮がベタベタする方に多いのですが、こまめに汚れを落とそうとシャンプーを朝夜2回してる事があります。朝のシャンプーは時間が無い事により、すすぎの時間が短くなったり、生乾きのままにしてしまったりと雑菌の増殖につながり頭皮へ悪影響を与えてしまいがちです。そんな頭皮を守ろうと皮脂が過剰分泌してしまい、脂性フケの原因となります。

脂性フケを治すためにまずは自分でできる頭皮ケアを探す

脂性フケは日々の生活習慣の改善で効果を得る事ができます。生活習慣とは日々の生活と言う事になりますので、少しでも生活習慣を改善し、脂性フケを改善出来るような自分でできる頭皮ケアの方法をご説明します。

1.自分に合うシャンプー選びと洗髪方法の改善

シャンプーは毎日使う物なのでこだわりを持って今のシャンプーを選ばれていると思いますが、スーパーやドラッグストアで販売されているシャンプーは洗浄力や刺激が強い為フケが多くなることが非常に多いです。シャンプーを変えるのは少々勇気がいりますが、シャンプーを変えてみる事が一番最初に取り組むべきものとして最適です。それはもっとも高い確率で何らかの効果が得られます。もうすでにアミノ酸系シャンプーのノンシリコンタイプで低刺激のものをお使いであれば、シャンプーの正しいやり方を実践してみる事をおススメします。

シャンプーの正しいやり方は夜外出先から帰ってきたら、髪の毛を軽くブラッシング、ぬるま湯で予洗いしある程度の皮脂と汚れを落とす、それからシャンプーを手で泡立ててから頭皮をマッサージするように洗います。洗った後のすすぎは大切ですので、十分な時間を使い洗い残しが無い様にしっかりすすぐ必要があります。

最後に乾燥ですが、お風呂から上がったらタオルでゴシゴシ頭を拭くのではなく、髪の毛を軽くポンポン叩くように水分だけを吸収します。それからしっかりドライヤーで乾かします。決して自然乾燥をしない様にしてください。

2.生活習慣を改善して健康な頭皮へ

運動不足や睡眠不足、ストレスは脂性フケの原因となります。特に睡眠不足は睡眠中に活発になる新陳代謝を妨げてしまいますので、しっかりとした睡眠を取るようにしましょう。運動不足となることで血行不良となってしまいます。血行不良は頭皮の健康状態を悪化させてしまいますので、少しずつでも軽い運動を日々の日課に入れて下さい。ストレスはかからない事にこしたことはありませんが、そんな場所は無いと思います。ですので、ストレスを解消するための趣味や興味のある事を探してみたり、軽い運動でもストレスを発散できますのでストレスを明日に持ち越さない様にしてください。

3.欧米食やお菓子などを控えて食事改善

皮脂フケの方は脂分の多い食事をまずは控える事から始めてみましょう。欧米食といわれるようなファストフードや特に脂分の多いお菓子は脂性フケの原因となっていますので、少しでも控える事から始めてみましょう。食事は栄養バランスが大切なので、和食の様な栄養バランスが考えられているような食事へ変えていきましょう。さらにビタミン系を集中して接種する事が良いのですが、ビタミン系は納豆の様な大豆食品や牛豚のレバーに多く含まれているのですが、毎日納豆やレバーを食べるのは苦痛になります。できればサプリメントなどで栄養追加してみるのも一つの手です。

脂性フケの原因や対策方法のまとめ

脂性フケの特徴から自分のフケの種類を判別できたでしょうか?やはり脂性フケであればまずはシャンプーを変えてみる事が先決です。シャンプーやシャンプーの手順を行なっても一向に改善しない脂性フケは病気の可能性がありますので、皮膚科を受診して正しい診断を教えて得て頂くことで、自己頭皮ケアを安心して実践できるはずです。

少しずつでも解消への対策を行い、悩みを一つでも減らし楽しみを増やしましょう。